3.11に思いを馳せる、雪のローソクアート 小荒戸

3月11日。松代地域では、『まつだい冬の陣』を盛大に楽しんだ冬将軍が去り、冷え込みながらも静かな夜となりました。

小荒戸集落ではこの日、2011年3月11日に発生した東日本大震災と、その翌日の長野県北部地震の被災者の慰霊行事として毎年行われている雪のローソクアートが点灯しました。

コロナウイルスや海外で発生している戦争、そして今年の元旦に発生した能登半島地震で被害にあった方々にも思いを馳せ、次のようなメッセージが捧げられていました。

地震災に遭われた人々に 御慰霊・お見舞い申し上げます。

小荒戸集落民人

小荒戸は、道路が集落全体をぐるりと一周している環状集落。この道路沿いに、各世帯が思い思いに雪のかまくらを掘り、そこにろうそくの火を灯していました。お囃子も念仏もない、静かな祈りは、平穏な日常がいかに尊いものかと感じさせるものがありました。

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