観光庁 スポーツ庁 文化庁が表彰する「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」にて
1月11日、スポーツ庁,文化庁及び観光庁が発表した「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」の本賞にあたる『スポーツツーリズム賞』で、昨年6月に開催された「越後まつだい春の陣トレイルランレース」が受賞しました。
「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」は、スポーツ文化ツーリズムの優れた取組を評価し普及を目指す取り組み。29件の応募の中から,計7件の受賞団体を決定しました。受賞団体は、受賞団体は今年2月2日に東京都千代田区の神田明神ホールで開催される「第7回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」においても表彰されます。
「越後まつだい春の陣トレイルランレース」は、十日町市松代で昨年初開催されたトレイルランニング大会。松代地域の山間を通る古道を整備し、最大25kmのコースに整備。地域の各集落に点在する「大地の芸術祭」のアート作品や、棚田風景などを楽しみながら走ることができるのが特徴です。昨年大会では、コース中に設置された2箇所のエイドステーションで炊き出しが行われ、レース参加者と地域の人々が笑顔で交流する場面もありました。
今回の受賞にあたっては、「里山の古道という潜在的な観光資源を上手に活用している」「地域を巻き込んだ取組になっており、インバウンド層の
取り込みもできている」「常設のアートをクローズアップする機会として非常に有効である」といった点が評価ポイントとなりました。
2024年度の「越後まつだい春の陣トレイルランレース」開催は6月2日(日)に決定。すでに、エントリーも開始しています(締め切り:2024年5月15日)。
越後まつだいトレイルランニング実行委員長 ブルツ新坂志保里さんよりコメント
十日町市松代の大会が新たに創りあげた魅力である「アート×トレイルラン」という新規制とユニーク性、潜在的な観光資源である里山古道の活用、そして地域一体となった大会開催が評価され、受賞に選ばれました。
評価いただいた要素のひとつである「アート×トレイルラン」という「越後まつだい春の陣トレイルランレース」の特徴は、「大地の芸術祭」開催の地だからこそできる魅力です。
長年にわたり地域にアートの魅力を根付かせてこられた地域の方々とNPO法人越後妻有里山協働機構の皆さまに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
微力ながらこの地のアートという魅力をトレイルランニングを通しても発信していければと思います。
参考リンク
「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」の受賞団体を発表します
~スポーツ文化ツーリズムの普及、拡大に向けて~(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93987701.html
2023受賞団体(PDF)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/93987701_02.pdf