はじめまして!地域おこし協力隊の神内です。
私は北山地区(田野倉、仙納、莇平)の「田野倉」という集落を拠点に活動しています。
今回はその田野倉集落で8月26日に開催された、大地の芸術祭のイベント「田野倉ン」の様子を紹介させていただきます。
田野倉では、2006年から名古屋工業大学の教授である石松丈佳(いしまつ・たけよし)先生が、大地の芸術祭の作家として作品を制作されており、「田野倉ン」というイベントもその一環で行われています。ちなみにこのイベント自体は今年で5回目の開催!田野倉ではすっかりお馴染みのイベントになっています。
田野倉ンのコンセプトは、田野倉公園から公民館までのコースを走ったり歩いたりすることを通して、自然豊かな里山・田野倉の風景を楽しむこと。そして、参加者は田野倉で言い伝えられている”さんくろ狐”をモチーフに、キツネの仮装も楽しみます。
黄色いTシャツを身に纏い、顔にキツネのメイクを施したりなどなど、みなさん想い想いの格好で参加されました。写真にあるように、Tシャツの背中にプリントされている米粒は、参加するたびに一粒増えていき、毎回参加した方は合計5粒、私は去年と今年で二度目の参加なので二粒プリントされています。
今年の田野倉ンは、少し暑過ぎるくらいでしたが天気にも恵まれ、地域の方々、一般参加の方々、石松研究室の学生さんなど、大勢のランナーで賑わいました。なんと年齢層は小学生から90代まで!楽しみ方もさまざまで、記録を狙い数分でゴールまで辿り着く猛者から、1時間かけて談笑しながら散歩を楽しむ方までおられました。
そして、イベントの後は参加者一同、公民館に集まり宴会が始まります(笑)。宴会でのお汁やおにぎりは、田野倉のお母さん方が作ってくださり、田野倉の魅力が味わい尽くせるイベントになりました!
田野倉ンは毎年開催されるイベントですが、来年は大地の芸術祭が開催される年です。石松先生の新しい作品も公開される予定なので、是非とも気軽に田野倉へお越しください。
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「キツネ田野倉ン」イベントページ