今年度、松代で実施している「越後まつだいおむすび移住体験ツアー」の秋プログラムが行われました!
こちらの企画は、夏プログラムに続くものです。
とにかく暑かった今年の夏の記憶が薄れてきた頃…気候の変化と共に移り変わるまつだいのドラマティックな自然の様子を味わうことができるのが、この移住体験ツアーのひとつの醍醐味でもあります。
そしてただ自然を眺めるだけでなく、この地域の最大の魅力のひとつである食の豊かさも存分に味わっていただきました!
秋プログラムの実施内容
①あなたのキャリアを地域で活かす!「地域おこし協力隊」のレクチャー
・十日町市で地域おこし協力隊の採用、活動サポートを担っている(一社)里山プロジェクトさまより、
十日町市内、とりわけ松代地域での地域おこし協力隊の活動状況や、募集地域の特徴、協力隊応募までの流れ等
転職の選択肢のひとつとしての「地域おこし協力隊」というものについて概略をお話いただきました!
・松代地域内で活動している現役の協力隊員から聞く、この地域での活動の魅力や実際の業務について
・地域おこし協力隊を志望した理由や、松代地域と出会ったきっかけ
移住をするということはただ単に住まいがかわるだけではなく、暮らしの柱をどう立てていくのか、
あらたな働き方、暮らし方へのシフトを考えるきっかけともなるはず。
そのひとつの在り方に「地域おこし協力隊」があり、全国でもトップレベルの在任者数、定住率を誇る十日町市の協力隊制度を知るひとつのきっかけとなったのではと思います!
②移住の先輩に聞く!この地域での暮らしの魅力や課題
レクチャー後には、参加者それぞれが希望する地域ごとに分かれ、元地域おこし協力隊の方や、新規就農された方、新規事業を立ち上げた方など、移住の先輩方から直接住んでいる地域を歩いて回って、今の暮らしについて紹介いただく時間となりました。
移住の先輩方にコーディネーターとして間に入っていただくことで、地域住民の方との出会いもとても自然な形で叶います。家の近くの畑で野菜を収穫していたり家の前でちょっとした片付けをしていたり…そんな飾らない地域の姿に出会えるのもこのツアーの魅力のひとつ。
住民おひとりおひとりとの出会いによって、漠然としていた「松代地域での暮らし」のイメージの解像度があがり、
「こんな暮らしがここにはあるのか・・・」と感じていただけたのではないかと思います。
③秋の味覚を存分に味わう!郷土食体験講座&交流会
今回の旅のひとつのハイライトは、いちょう切りをした根菜や芋、きのこなどこの地域の秋の食材をたっぷり入れてことこと煮込んだ郷土食「いちょっぱ汁」と松代地域でそだった魚沼コシヒカリの新米で炊いたおむすびです!
わいわいがやがや準備も共にしながら、火を囲んで温かいおつゆとごはんに舌鼓しながら、いつの間にか距離がぐっと縮まっていきます。
どんな高級旅館の板前料理にもひけをとらない、この地域ならではのおもてなしごっつぉ(ご馳走)と囲炉裏の力によって、始めは緊張した面持ちで集まったツアー参加者・地域住民の表情も次第に綻び、笑顔でこの地域の未来を語りあいました。
④地域行事に入り込む!地元の収穫祭に参加
2日目は、再び地域プログラムへ。
10月最終週には「収穫祭」とよばれる、地域住民が一同に会する催しが行われる集落が松代地域内にいくつかあり、
ツアーの参加者の方にはそちらに混ざっていただくことになりました。
老若男女問わず、皆が集う地域の催しに、ふいに外部の方が参加することは本来なかなかありません。
長年の積み重ねから自然に身についた連携プレーでどんどんと行事の準備が進んでいく様子から、地域の結びつきを感じることができます。もちろんそこで食べるごはんもまた格別。
「こんなに自然な形で、ソトから来た自分が受け入れられるなんて…。」と参加者の方も、地域の懐の深さに驚いている様子でした。
冬のプログラムも引き続き参加者募集中です!
松代の自然の恵み、その豊かさを体感いただけた秋プログラム。
1月18.19日には「冬プログラム」を予定しております!
(募集の詳細につきましては こちらの記事をご覧ください)
冬のテーマは、「この地域の暮らしの雪との向き合い方」です。
松代暮らしを考える上で欠かせない「冬=雪」というトピックを、参加者、地域住民の方とともに掘り下げていければと考えております。
「興味がある」という方は、ぜひ、下記までお問い合わせお待ちしております!
お問い合わせ
おむすび移住体験ツアー事務局(まつだい地域振興会内)
【受付時間】
9:00~16:00(土・日曜日を除く)
TEL: 025-597-2220
MAIL:mariko.shien@gmail.com