2024世田谷区民まつり8/3.4に開催!6年ぶりに松苧太鼓ステージが復活!【出店内容・催し紹介:後編】

全国的に猛暑が続いていますが、そんな暑さにも負けない熱いイベントが今年も開催されます!

第45回 せたがや ふるさと区民まつり
  2024年 8月3日(土)・4日(日)11:00-21:00(十日町ブースの出店は19:00までを予定しています)

公式サイト情報▶https://setagaya-matsuri.com/

会場:JRA馬事公苑(東京都世田谷区用賀2丁目1-1)
   →こちらの会場内の「けやき広場」のふるさと物産展ブースと地域紹介ブースにて
    松代が誇る自慢の逸品の数々が並びます!

かえってきた!地域伝統の松苧太鼓のパフォーマンス

また、今年は会場が6年ぶりに馬事公苑に戻ってきたということで、松代伊沢地域に伝わる「松苧太鼓(まつおだいこ)」さんのステージも復活しますよ!

第38回 せたがや区民まつりの 並木ステージでのパフォーマンスの様子

保育園児から高校生まで、褌姿で、力強くバチを振り落とす勇壮な姿に拍手喝采!暑さも吹き飛ばします!

松苧太鼓さんのステージは 8月4日(日)のみ、出演時間は11:10-11:30の予定です。

また、ふるさと物産お国自慢大会という、地域PRタイムが設けられています。(4日の15:50~並木ステージにて)

まだまだあります!まつだいの魅力あふれる地場産品

”地場産品”といっても何も食べ物やお酒ばかりをいうのではありません…この地域の自然で育つものといえば
…そう!昆虫です!
昨年も夏休み中の世田谷キッズたちの間で話題を呼んだかもしれない「クワガタ・カブトムシの販売」が今年もあります!この地域の自然を知り、クワガタやカブトムシを知り、採集、飼育、販売までをトータルに行うのが「雪国クワガタ」さんです。

「雪国クワガタ」公式HP▶https://yukiguni-kuwagata.square.site

東京にはもう生息していないとされる昆虫たちが、松代地域には数種類生息するといわれています。それはこの地域の「雪」や「里山」といった自然環境ならでは。 だからこそ「雪国クワガタ」を営む元地域おこし協力隊の高木さんは昆虫たちそれらをただただ商品とするだけではなく、地域の自然資源ととらえ、里山地域の自然についてのガイドなどの活動も行っておられます。世田谷にいながら、松代地域の自然の魅力にふれられる販売ブースです!ぜひ、お子さん、お孫さんへのお土産にいかがですか?

地域であふれる自然資源を活かした 郷土のおやつ 笹ちまき

5月の端午の節句の頃から、6月の田休み(田んぼ仕事を休むと決めた日)のおやつとして、この地域でつくられてきた郷土料理が、「笹ちまき」です。

雪深いこの地域では、雪の重みにも負けず、ブナ林などの日陰でもしっかりと育つ笹の葉が、活用されてきました。
笹の葉には自然の抗菌作用があり、包んだものを守り日持ちを長くしてくれる効果があるといいます。

その資源を知恵で暮らしに根付かせてきたひとつの象徴が、笹ちまきともいえますね。

材料はもち米と笹と、きなこだけというシンプルさながら、つくる手間は想像以上!
7月の半ば過ぎ頃に収穫した笹の葉を、洗って、ごみをとり、余分な枝や葉の部分を整えて下準備した笹の葉の器に、もち米を詰めて、い草や、スゲという植物の紐を使って結わいて、1時間以上茹でて、ざるにあげ…
食べるのは一瞬ですが、そこに至るまでの手間ひまを考えると、お値段も納得です。

今回は、松代地域の笹ともち米でつくるちまき!を新たなまつだいの特産品とすべく地域グループの「若葉会」の皆さんが、加工所でつくったちまきを販売します。

笹の葉は、蒲生(かもう)集落のお父さん、お母さんたちが、今回の世田谷まつりのために採集してくれたものです。

地域でこどもの数が減ったことで、なかなか作られることがなくなったちまき、それに伴って笹の葉を採る人も
少なくなっていったと地域の方から伺いました。

ぜひ、新潟出身の方には地方のなつかしい味として、県外の方には”甘いちまき”という新鮮なものとして、楽しんでいただけるのではと思います!(新潟県民にとっては慣れた味でも、ちまきといえば中華ちまきを想像する方は少なくないはず…)

せたがや区民まつりでお待ちしています!

まつだいの魅力あふれる物品は「前編」でもご紹介しました。
雪に支えられ育てられた松代の自然の恵みたちを味わって、ぜひこの暑い夏を乗り切っていただければと思います!

世田谷区民まつりでお会いできる方、また当日会場には来られないけど、まつだいの地場産品に興味を持っていただいた方は、今後も越後松代ベースにて情報を今後もお知らせしていければと思いますのでどうぞチェックしてくださいね。

(松代地域支援員 高橋)